IMPRO 開発への思い

IMPROサイトに『開発への思い』を綴りました。

 

はじめまして、IMPRO開発者の代表 都築岳郎です。
私事ではございますが、過去にスポーツクラブでトレーナーをしていたこともあり、ほぼ毎日筋力トレーニングを行っておりました。筋トレの種目としてはサイドレイズが大好きで三角筋がパンプアップするのが気持ち良くて筋トレに明け暮れておりました。
それと同時に週2回1年中、雪が降っても海に入るほどのサーフィン好きで、筋トレで鍛えた体+サーフィンで、Tシャツを着れば袖がパンパンに張った状態でした。

 

そんな1996年のある日、台風が接近している大きな波の日に海に入りサーフィンをしていた時、ライディングをしていた先の波が崩れた為、プルアウト(自分の意志でライディングを中止し波の裏側に逃げるテクニック)した瞬間、左手が一瞬に波に持ち上げられ左肩が“ボキッ”と音が鳴り、その後は波に揉まれ何とか水面まで出ましたが左肩に激痛があり左手が全く動きませんでした。激痛に堪え右手で板を引き寄せ這い上がり陸に戻りましたが、その時初めて左肩が脱臼したことに気づきました。

この日を境にこの脱臼は頻繁に繰り返し、恐らく20回位は肩が外れその都度激痛が走り、完全に癖になりましたので、2001年に手術を決意し行いました。
手術の内容は、左肩の緩んだ前方の関節包を切開し重ね合わせて縫合する手術で、術後の左肩の可動域はほぼなくなり肩は動かず、外転、外旋の制限が強く手の上がらない状態が続き不便な日々と長く付き合いました。肩の動き自体も通常の動作ができず生活にも大きく影響しました。

 

そんな制限のかかった可動域を改善させるには動的ストレッチが有効であると感じ、前作のReflexible(リフレキシブル 2016年発売)を開発し、普及活動しながら自らも使用した結果、可動域が大きく改善し、今では健常者より大きな可動域を作ることができました。

 

Reflexibleは6年間販売しましたが、更に利便性の追求や新しい動きの実現、プライスダウンを図るためにフルモデルチェンジし、2022年に現在のIMPRO(インプロ)を完成させました。

 

あの怪我からの回復経験を基に、IMPRO独特の柔らかさと低負荷でのダイナミックな脱力ストレッチにより、怪我や腰痛、肩こり、慢性疲労、姿勢改善のみならず、動ける体、軽い体、フットワーク軽い体、若返り、機能改善、リハビリ、コンディショニング、アスリート、スポーツパフォーマンス向上に至るまで幅広く皆様の健康増進、動ける体に貢献できるよう普及活動に励み、少しでも多くの皆様がIMPROをご利用いただけるよう活動していく所存です。

 

私の動きは『代表の動的ストレッチ』の動画もぜひご覧ください。
(動画のマシンは前期タイプのReflexibleです)

 

閲読ありがとうございました。